アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎とは?
アトピー性皮膚炎は、皮膚バリア機能の低下と免疫の過敏反応が同時に現れる、慢性の炎症性皮膚疾患です。 強いかゆみ、赤い発疹、滲出液、苔癬化(皮膚が厚くなる)が改善と悪化を繰り返しながら現れるのが特徴です。
- 遺伝的素因(家族歴)
- 免疫異常(Th2偏向反応)
- 皮膚バリアの障害(フィラグリン遺伝子など)
- 環境要因:乾燥、アレルゲン、PM2.5、ストレス
- 食事要因:加工食品、乳製品・小麦・卵など個人ごとの誘発食品
韓医学からみたアトピー
韓医学ではアトピーを単なる皮膚だけの問題とは捉えません。体内の熱、湿(しつ)、血虚(けっきょ)、消化器の負担、免疫の不均衡など、体の内側の環境が皮膚に表れているものと理解します。 したがって表面の症状だけを抑え込むのではなく、体質と体の状態に合わせた根本的なアプローチが必要です。
湿熱型 (濕熱型)
滲出液・赤い発疹・炎症が強く、熱感を伴うタイプ。熱と湿を整えるアプローチ。
血虚風燥型 (血虛風燥)
皮膚が乾燥し粉のような角質が出るタイプ。血を補い、うるおいを回復。
脾虚型 (脾虛型)
消化器が弱く誘発食品に敏感なタイプ。消化・吸収機能もあわせて整えます。
主な症状
- 強いかゆみ(特に夜間)
- 赤い発疹、滲出液、かさぶた
- 乾燥・角質・ひび割れ
- 掻いて厚くなった皮膚(苔癬化)
- 主に顔・首・肘の内側・膝の裏に多発
- 睡眠不足・イライラ(かゆみによる)
- アレルギー性鼻炎・喘息の併発
- 消化器の敏感さ、便秘・下痢
- 疲労感、集中力の低下
- ストレスで悪化
オッスンドッスンのアトピー診療
同じアトピーでも、人によって原因や誘発要因は異なります。長年の臨床経験にもとづく体質診療を通じて、お一人おひとりの体の状態を把握します。
オ・ウンジョン副院長の35年にわたる体質医学の臨床経験にもとづいて、個々の体質と症状タイプに合わせた韓方薬を処方し、必要に応じて鍼・薬鍼を併行します。院内煎じ場にて新鮮な状態で調剤します。
日常管理のご案内
保湿
入浴後3分以内に十分な保湿剤を塗布。皮膚バリア回復の基本です。
温度・湿度
室温22℃前後、湿度50〜60%を維持。過度の暖房・乾燥は避けます。
食事管理
個人の誘発食品の把握。加工食品・果糖・精製炭水化物は控えめに。
睡眠・ストレス
睡眠不足とストレスは明確な悪化要因。規則正しい生活が大切です。
アトピーは、体のバランスから見直すべきです。
皮膚だけを抑え込む管理では再発を防ぐことは難しいものです。
体質と生活を合わせて扱う根本管理が、長い回復への道のりです。
オッスンドッスン漢方医院が、長年のアトピーに寄り添います。